働きながらいつ勉強しているの?

UoPeople MBA

この記事では、働きながら米国ピープル大学のオンラインMBAで2年以上学習を継続している著者が、普段どのような時間配分で学習しているかをご紹介します。

前提条件として、著者は民間企業の3つの課で構成される営業系部署の管理職であり、突発的な緊急対応を求められる事も多く、平日にまとまった学習時間を計画的に確保する事は困難です。しかしながら、配偶者は専業主婦で著者の学習に理解があり、小さな子供もいませんので、プライベートの時間は比較的融通が利きます。

ピープル大学での学習は1ターム1科目に限定し、複数科目の並行履修はしていません。

オンラインMBA:学習所要時間の傾向

まずは、著者の週次学習時間の実績推移グラフをご覧ください。グラフのタテ軸はコース毎の1週間あたりの学習時間、ヨコ軸は左から右に、受講した順に科目を並べてます。

最初に受講したマーケティングは、学習時間が31時間/週と突出していますが、これは、学習初期は英語の読み書きに手間取り、それ以外にも、ピープル大学のオンラインプラットフォーム(Moodle)の使い方、課題作成作法や提出方法の確認、APA書式の確認や習得など、何事も初めてづくしなので、このように時間がかかっています。

2科目目以降は徐々に負荷が下がり、本科生(Degree Seeking Student)以降の学習時間は、平均15時間/週程度に落ち着いてます。

学習初期に時間がかかるのは、ある程度やむをえませんが、APA書式の確認やレポートテンプレートの準備など、コース開始前にできる事は、事前にできるだけ済ませておき、1科目目から課題に集中できる努力は、しておいた方が良いと思います。

2科目目以降からはだいぶ楽になり、基礎コースが過ぎて本科生になる頃には、勉強習慣が生活のリズムにも入ってきますので、まずは1科目目、次は基礎コースを乗り切る事が学習の山場ではないかと思います。

課題と所要時間の目安

ピープル大学MBAの毎週の課題は、読書課題とレポート(エッセイ)の作成が2~3本です。尚、Discussion Assignmentは毎週ですが、Written AssignmentとPortfolio Activityについては、いずれか1つの場合もあれば、どちらもという場合もあります。

ピアレビュー(生徒課題の相互評価)は、Discussion AssignmentとWritten Assignmentに対して実施します。その他に、2~3週間程度で仕上げるグループワークがあります。

尚、実際に出される課題の項目や内容は週ごとに異なりますが、各課題の対応内容と所要時間は、以下のような感じです。黄色の行は平日のスキマ時間で対応し、紫色の行は、休日のまとまった時間で対応している課題です。

週間学習スケジュール(サンプル)

毎週の学習ユニットの開始、及び締切タイミングは、日本時間の木曜14:00時頃です。そのため、毎週の課題は木曜夜の仕事終わりに、学習ユニットの課題全体像の確認や、大まかなアウトプットイメージを固める事から始めます。

そして、木曜の夜から金曜の夜にかけて、Written Assignmentのピアレビュー * 3人分を終わらせます。週末はまとまった時間が取りやすいので、手間のかかる、Reading Assignmentやレポート課題の作成などを行うようにしています。

月曜は基本的に残業を避けるようにし、週末に作成したレポートの見直しと提出、Discussion Assignmentのピアレビューを行います。

尚、Discussion Assignmentのピアレビューは生徒、コースインストラクターとのQA形式で木曜の締め切りまで継続しますので、それらについては、実際には数十分単位のスキマ時間で対応します。

これらを纏めると、以下の通りになります。

まとめ

ピープル大学MBAの良いところは、オンラインプラットフォームを使った非同期学習なので、自分のスケジュールにあわせ、スキマ時間も使って効率的に学習できるところにあります。

慣れるまでの序盤は大変ですが、そこを乗り切り、平日のスキマ時間も使った学習を習慣にする事ができれば、仕事をしながらでも、十分に学習を継続する事は可能です。

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